ART in FARM 2019 アート イン ファーム

ぶどうの季節ですね。
今年もぶどう農園を舞台に展開される
イベント、『アート イン ファーム』が
開催されています。

音楽あり、アートあり、
もちろんおいしいものもあり！

主催は、富士見町にある「井上葡萄園」の園主で、
ランドスケープアーキテクトの井上洋司さん。　
『アート･イン･ファーム』 実行委員会の
代表も務められています。

都市にいながら、農地をもっと身近に
快適に過ごしてもらいたいという
井上さんの想いに始まって、
もうかれこれ10年以上。

今年のテーマは「畑で遊ぶ」。
アート展示は、先週から
既に始まっていますが
観るだけじゃない、
体験型のアートもあります。

花のコート？をまとって、
伸びたり縮んだり。
なかなかハードな遊びです。

左側の階段は、脚立ではなく、
はしごと一体のテラス。
「ルール」という名のアートです。

一度に４人以上乗ってはいけないなど、
安全のための、色々な “きまり” が。

土・日に開催されるコンサートは無料。
居心地のよい時間が、
ゆったりと流れていきます。

井上葡萄園の長女で、
料理人のさなさんも出店中。

ハーブ香る、地中海風
オーガニックベジカレー(800円)。
ご飯に、無農薬の古代米入り。

オーガニック野菜のピクルス(400円)
水ナス・紫大根・ゴーヤ・
コリンキー・ミニトマトなど。
※カレーとピクルスのセット(1,000円)
イタリア産ワイン(赤・白)と一緒に。

「やさいのShot Bar あぐりこ」も
出店しています。

ヴィーガンのさなさんが作る
お菓子は乳製品不使用。
ビスコッティ、おいしい！

さなさんは、イタリアで修行後、
「リトルッカ(練馬区)」のシェフとしても
現在、活躍中。
身体によい野菜を中心とした
イタリアンのお店です。

ハーブティーのお店も出ていました。
といっても、ただのお茶ではなさそう。

たとえば “直観力を高める” など、
目的別ヒーリング効果をうたった
“チャクラ” ベースのハーブティーです。

天気があやしいため
予定されていたガラクタ市は
なくなりましたが、
すてきなアクセサリーがありました。

井上葡萄園のブドウだけで作られた
ワイン“宇右衛門(うえもん)”に
ブルーチーズ付きクラッカー、
そして自家製ジンジャーエール。

“宇右衛門”は立川で農業を生業とされていた
井上さんのご先祖にあたる方のお名前だとか。

マスカットベリーAと
イタリアのサンジュベーゼ
NY生まれのシュテーベンを混ぜ、
醸造されたもの。
年間50本しか作れない貴重なワインです。

ブドウ枝で出来たかご。

ブドウ狩りも可能です。
kg／1,000円
目安　一房500円

今回、長野県松本市から注文家具の
製作を行っている「kancraft」の
職人さんが見えていました。

井上さんが見据える構想には、
ワインのように熟成させることで
作り出される新たな文化も。

伝統文化のある都市と交流する中で
“地域に残っていくもの”に、
期待がふくらみます。

明日、9／22(日)の詳しいスケジュールは
コチラをご覧ください。

by　T.I