ロバハウスのヨガ教室

自然ゆたかな玉川上水の遊歩道。

そのほとりにある、幸町「ロバハウス」で
毎週金曜日に行われているヨガレッスン。

「ロバハウス」は、中世・ルネサンス時代の
古楽器を使って演奏する
音楽家たちの活動拠点となる場所です。

この家で生まれ育った、
シンガー松本野々歩さん(姉・左)と
ダンサーでガンバ奏者の松本更紗さん(妹)も
参加するクラスにお邪魔しました。

木と土の温もりを感じる空間。
壁に掛けられた古楽器も見守る中、
静かにレッスンが始まりました。

講師は、qovayoga こばしさやか さん。
やわらかくナチュラルな雰囲気が魅力的。
場を優しく包み込み、心身がリラックスできる
安心感を一瞬にして与えてくれます。

首の安定感は？腰の浮き具合は？足首の硬さは？…
仰向けになり、自らの身体の状態を一つひとつ、
確認していきます。

「身体の不調には心が、
心の不調には身体が関係していること。
また、人間の身体は、季節・気候・温度・
月の満ち欠けなどの影響を
受けていることを念頭に、
自然との調和を図るための呼吸法を
心掛けている」とこばし先生。

窓から差し込む陽の光や
鳥のさえずり、雨音さえも
自らと対峙するきっかけに。

野々歩さんと更紗さんも、
ゆっくりじっくり身体をほぐしていきます。

ライヴや舞台の仕事で、
東京を離れることも多いお二人。
「立川にいられる時には！」
心身と向き合う時間は、
どんなに忙しくても捻出したい
大事なひと時のよう。

「どの部位にどんな影響があるのかを
わかりやすく説明して下さるので、
日常の中で身体について
気づかされたり、意識することが増える」
とメンバーの皆さん。

呼吸を意識して、ポーズをとることに
重点を置くヨガとの違いは
どうやらその辺りにあるようです。

各々のペースで、
無理なく取り組めるヨガ。

こばし先生は、
レッスンを重ねる毎、変化していく
一人ひとりの心と身体に寄り添って、
丁寧に指導されていました。

「緊張やストレスなど、
硬直しがちな胸をやわらかく開くことで、
深い呼吸が適う」といいます。

紐を使って、より効果的に。

このポーズで意識すべきポイントは、腰。
膝を伸ばすことより、腰を伸ばしながら
前屈することが大事とのこと。

さすがダンサーの更紗さん、
キレイに伸びています。

室内の温度を上げなくても、
身体を緩め、丹田から深く呼吸をすることで
身体がポカポカしてくるそうです。

半袖のＴシャツでレッスンする女性も
いらっしゃいました。

身体をほぐし、自分にとって
心地いい呼吸を取り戻す１時間半。

最後は、ブランケットをかけ、
「空っぽ」になる時間。
30～70代の男女が、同じ空間の中で
自分らしさを目覚めさせていきます。

「こだわらないことが、私のこだわり」と
おっしゃった、こばし先生のステキな笑顔が
印象的でした。

「これまで意識しなかった身体の各部位について、
気づきが沢山あった」という野々歩さん。
それは歌にも良い影響がある、とのこと。

更紗さんは、
「たとえば踊りの中で両手をあげる時にも、
肩甲骨から腕が伸びていくイメージ」と
ヨガを通して、ダンスの動きを
確認されていました。

ヨガ教室
■毎週金曜日　10:30～12:00

■参加費　1500円

■持ち物　動きやすい服装、タオル、水分、ヨガマット
　　　　　※ロバハウスでお着替えが出来ます。
　　　　　　ヨガマットは、200円でレンタル可。　

[オプションメニュー]　
qovayogaマッサージ

タイ古式マッサージをベースとした
qovayogaのマッサージがロバハウスでも
受けられます。
ヨガに参加していない方でもご予約が可能。

慢性的な症状緩和や
日々の身体のメンテナンス、
産前産後のケアのためなどに
ご利用くださいとのことです。

毎週金曜日ヨガクラス終了後の12:30～15:00
完全予約制6000円(70分)
qovayogaマッサージの詳細はこちらへ

by　T.I