見る・知る・感じる・体験する
第9回市民のための体験型防災フェア
- エリア 柴崎町
- ジャンル 体験 防災・消防
4年ぶりに開催された
立川南口商店街主催のイベント、
「市民のための体験型防災フェア」。
防災をテーマとした様々な催しや
警察救助演習など、
今回も親子、市民、街が一体となって、
楽しく学びました。
警察・消防・自衛隊代表の方々をはじめ、
ご関係者のみなさまによるテープカット。
ご挨拶では、
「このイベントを、防災への意識を高める
きっかけにして頂けたら…」
皆さん、口を揃えておっしゃっていました。
さて、子供たち大興奮!
集合した緊急車両のそばへ。
見る機会の少ない、救助工作車に乗って。
自衛隊車両、迫力あります。
防災フェアの醍醐味は、やはり体験。
『多摩てばこ』も早速!
■煙体験ハウス
日中でも、煙に包まれると何も見えない状態。
これが真夜中だったら…
■シートベルトコンビンサー
トヨタドライビングスクールの
シートベルトコンビンサー。
衝突の瞬間、エアバッグがふくらむ仕組みに。
■消火器訓練
気温が低く、空気も乾燥する冬は
火災が起こりやすいため、注意が必要です。
親子で取り組まれる方が多かった、
訓練用消火器による消化器訓練。
火災を発見したら、消火の前にまず大声で、
「火事だ~!」と知らせることが重要とのこと。
言うまでもなく声は、大きいほど良いよう。
会場では、その声のレベル測定もありました。
■起震車体験
震度7を体感できる起震車体験に行列。
起震車ではテーブルが固定されていて
脚につかまることが出来ますが、
これが一般の家庭で起こったとしたら…
想像するだけで怖くなります。
■命綱作製指南コーナー
いざという時に役立つロープワーク。
1度の体験だけでは忘れてしまいがち。
日ごろから、練習を重ねておくのが大切ですね。
■消防車両展示
車両に乗せて、おろしてを
優しく繰り返される消防士さん。
子供のリクエスト、「ドア閉めて~」にも
笑顔で応えてあげられていました。
兄弟で、姉妹で。
消防車がフォトブース。
インタビューを受けていらっしゃった、
立川の防災士 井上英徳さん。
被災地などでは「支援P」として大活躍。
ボランティアセンターの運営などを、
熱心にサポートされている方です。
■陸上自衛隊による炊き出し訓練・
とん汁試食体験
陸上自衛隊東立川駐屯地
隊員のみなさん特製のとん汁が
先着800名分用意されました。
自走式の炊事車で作られます。
800食分に使われた食材、
たとえば豚バラ肉10kg、
ごぼう・大根がそれぞれ15kg…etc
具だくさんで、毎回「おいしい!」と人気です。
おネギや七味などの薬味は、
セルフで好きなだけ。
トン汁も、消防車と一緒に記念撮影。
無料でふるまわれたとん汁を、
楽しまれるみなさん。
防災フェアが行われている、
もう1つの会場へ向かう途中、
「たましん」のキャラクター“
RISURU(リスル)”とばったり。
第2会場(多摩モノレール下)では、
協賛企業による様々なブースの出展がありました。
■立川市災害ボランティアネット
災害時に役立つ、“ほのぼの明かり”の
作り方をレクチャー。
お子さんが作られる時は、
どうぞ大人の方とご一緒に。
■東京造形大学 避難所体験
体育館などでの避難所生活にあるとうれしい
家族ブースを考案されたのは、
東京造形大学 学生の皆さん。
更衣室クローク付きで、落書きもOK。
過ごす方、またお子さんの気持ちを
考慮したデザインに。
■真如苑 災害ボランティア団体
1995(平成7)年の発足以来、
災害発生時にはいち早く駆けつけ、
支援活動を重ねてこられたSeRV(サーブ)。
阪神・淡路大震災から今日までの25年間で、
のべ59,000人以上の方が活動に参加。
SeRVは、地元立川を中心に、
全国42ヶ所に常設され、
より速やかな活動に備えられているそうです。
■立川法人会 青年部会
間違い探しゲームの後、ガラガラポンで
子供たちのココロわしづかみ!
■第一生命保険(株)立川支社
測るのは、目に見えない血管年齢。
なんと、実年齢より血管が年をとっててショック。
早速、改善にとりかからねば。
フェアでは、体験スタンプラリーの他、
豪華商品が当たる?!
防災フェアスタンプラリーも実施。
■立川警察によるレスキュー隊演習
救助に一斉放水など、いつもは大規模消防演習が
行われるビルで、今回、警察救助演習がありました。
最初は、壁面に触れながらの降下。
その高さ、ビルの5階。
子供も大人も皆、心配そうに見上げていました。
次は、壁面に触れることなく、
地上まで一気に降下。
「すごい!」という子供たちの声が聞こえてきます。
最後は、担架を抱きかかえての降下。
「ロープゆるめ!」のかけ声を合図に、
下りる方はロープを操作する
仲間を信じて臨まれます。
常に、危険と隣り合わせの現場。
日ごろから筋トレに励み、
重すぎず、軽すぎずの体重管理にも
気をつけられているとのこと。
訓練開始1ヶ月ほどで
こんなことが出来るようになると伺い、
その訓練の厳しさに改めて頭が下がります。
まさに“市民のため”の防災フェア。
今回参加された方、されなかった方々も、
いま一度、ご家庭で防災対策を見直され、
より安全に、良き新年を迎えられますように。
※記事の内容は掲載時のものです
by T.I
名称 | 見る・知る・感じる・体験する 第9回市民のための体験型防災フェア |
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イベント日程 | 2023年12月3日(日)(入場無料) 10:00~15:00 |
イベント会場名称 | 多摩都市モノレール下テントエリア 立川南口臨時駐輪場 |
備考欄 | 主催:立川南口商店街振興組合 後援:立川市・立川商工会議所・立川市商店街振興組合連合会・立川市社会福祉協議会 協力:立川警察署・立川消防署・陸上自衛隊東立川駐屯地・日本救助犬協会・日本防災士会・多摩信用金庫・西武信用金庫立川南口支店・宗教法人真如苑・立川市自治会連合会柴崎支部・立川市自治会連合会錦支部 |