イベントレポート

令和6年 立川市消防出初式

  • ジャンル 防災・消防

 

新年明けて、最初の日曜日となる1月7日。
消防関係者による、歴史と伝統ある
恒例の行事「出初式」が、
国営昭和記念公園みどりの文化ゾーンで
行われました。

元旦早々、能登半島地震に見舞われた日本。
防災意識を高める、市民参加型イベントの
楽しさはありつつも、
消防団はじめ消防関係者の方々は、
やはりどこか緊張の面持ちでした。


起震車による、地震体験に列。
昨年12月に開催された
「市民のための防災フェア」に続き、
ここでもご家族による体験が多かったよう。


警視庁特殊救助隊車両のシートが
フォトブース。
親子で写真撮影を楽しまれていました。


防火衣を試着して、キュータくんと撮影も。


防災訓練(初期消火体験)。
消防士さんから、「指の力が強いね」と
ホメられた男の子、「もう1回やりたい!」と
また列に並んで訓練を繰り返していました。
見ていて、うれしい光景です。

予定されていた煙体験は、
強風のため中止に。


分団順に、ずらりと並んだ10台の消防車。


可愛い消防犬がいました。


先着20組で行われた、はしご車体験乗車。


2歳から現在の5歳までずっと、
将来の夢は消防士。
お母さん手作りの防火衣を着て、
はしご車に挑戦です。


後ろ姿がまた、すごい!
酸素ボンベをはじめ、救助用具も
本物と見間違うほど。


「行ってきまーす」
怖がる素振りなど全くない様子。
たのもし~い。


「わー、こわーい。」
「たかーい」
「すごーい」

見上げている方々の方が、
ドキドキされていたよう。


はしごがくるりと360度回って、
おりてきました。

男の子の表情が、
さらにたくましくなったような?
消防士になるために、
身体を鍛え始めているとのこと。
将来がとても楽しみです。


プログラムは、出初式の式典へ。
立川消防少年団を先頭に行進がスタート。


立川市消防団に立川市役所自衛消防隊、
徒列部隊のみなさん方が続きます。



その勇姿を見つめる、沢山の来賓の方々。


さらに、自治体等で活躍される
市民消火隊の皆さんなど、
300名を超える方々が一堂に。


能登の震災派遣のため、
今回パトカーは見られませんでしたが、
警視庁より白バイ2台が消防車両を先導。


能登半島地震により
亡くなられた方々に哀悼の意を表し、
黙祷が捧げられました。

そして、国旗掲揚。
立川市消防団長の訓示、
立川市長の告辞に続き、
来賓の方々のご挨拶や祝辞など。
立川市、昨年の火災件数は
55件とのこと。


昨年、特に活躍された分団の方々に
表彰がありました。


日頃より昼夜問わず、献身的に
地域の防災活動に取り組まれる
消防団員はじめご関係者の皆さん。
賛辞とともに、その方々を支える
ご家族への感謝の言葉も心に残りました。


“災害はいつ起こるかわからない”を
実感させられた、令和6年の元旦。
市民の安心安全を守るためのご活動、
“災害に強い街づくり”に向けて、
より一層の期待の高まりを感じます。


一斉放水の準備が整うまでの間、
立川市吹奏楽団の皆さんが演奏。


出初式のクライマックス、一斉放水。


立川市消防団のスローガン、
「自分たちのまちは、自分たちの手で守る」。
ことに今年は、防災に対し、気合を入れて頂く
出初式となりました。

by T.I
名称 令和6年 立川市消防出初式
イベント日程 令和6年1月7日(日) 10:30~12:00
防災体験は 9:00~
イベント会場名称 国営昭和記念公園
みどりの文化ゾーン
ゆめひろば