朝からまぶしい快晴となった立川市は、風もなく絶好のレース日和!
本日は「立川シティーハーフマラソン2025」の開催日でした!


立川シティーハーフマラソンは文字通り、21.ナニガシを走るハーフマラソンのほか、10kmレース、1マイルレース、ファンラン(3kmの部・親子ペアの部)と各それぞれのレースが行われます。そして、立川シティーハーフマラソン最大の魅力は、普段走ることのできない陸上自衛隊立川駐屯地内や立川市内の一般道路、また普段は立ち入ることのできない国営昭和記念公園の一部エリアを、大手を振って走れることが何よりの醍醐味です。

立川市をこよなく愛す多摩てばこネットスタッフたち。立川のコアな場所を走れる喜びだけで今回はチームを結成! 立川シティーハーフマラソンに出走!…するはずでしたが、ふたを開ければ、結局チームといっても創設者の1名だけ、ひとり悲しくエントリーとなりました。しかも、ハーフマラソンのようなタフなハードレースではなく、走れる人からすれば、たかだかウォーミングアップ程度の10kmレースに、おっかなびっくりエントリーです。

たかだか10kmレースとはいえ、2か所に関門が設置されていて、定められた時間に関門を越えられなければ即失格に…。創設者として関門を越えられないことがあってはチームの恥…。とはいえチームメイトは一人もいない個人参加も甚だしいのに、いらぬプレッシャーを背負いながらやる気は満々! しかもこのレース前日には、雪の舞う中、コースレッスンなるイベントにも参加して、膝を傷めてじゃっかんの不安もありながら、本日の本番を迎えました。

9時30分。いよいよ10kmレースがスタートです。
最初は大きな集団で走るので、一緒に走るランナーと距離は近く、ちょっと競ってる?なんていうレース気分を味わう余力もありました。そして何より、普段は走ることのできない立川市内の道路を走れることは、何より楽しい♪ そんな楽しさの中で、第一関門は無事クリアーしました。



しかし、3km、4km、5kmと、距離を走るにつれて、大きい集団から小さい集団へ、追い抜かれて引き離されて、あっという間に独走状態! レース中の唯一の救いは、給水所。しかし最初の給水所は6kmの手前です。
何とかたどり着くと、映像でよく見る走りながら紙コップをサッと取って、ひと口、ふた口、口にふくんで…などというカッコいい振る舞いはできず、ゆっくり歩いてぐびぐび飲んで、しっかり紙コップ回収箱に入れてから走り出して、呼吸を整えることに専念する作戦をとりました。



6kmを過ぎ、国営昭和記念公園の中へ。国営昭和記念公園内は、アップダウンが多く、かなり足が重たくなるコース。とは言っても、ここまで来るのに既に足取りは重たいので、足にくるコースもなにも関係ありません。ただひたすらにゴールを目指すのみ!
ようやく残り1kmの看板が見えるところまでたどり着くも、あと1kmがちょっと長い…。しかし沿道の声援をいただき、最後は余裕のオーラを醸しながらのゴールです。といっても1時間以上過ぎてのゴールに、余裕醸すならもっとはやく走れ!と一人突っ込みしておきました。



参加賞をいただき、会場を後にする頃、ハーフマラソンを走る猛者たちを見ましたが、早い方などは、1kmを3~4分で走るとか…、チームタマテバコ…とても走れる気がいたしません。
そして昭和記念公園を出ると、道路沿いでランナーたちを励まし、お給仕してくださった関係者、スタッフさん方が、レース後の片付けをされていました。
天候に恵まれた日曜日。ご自分が出るわけではないイベントのために、朝早くから貴重な時間を捧げて取り組まれる姿に、感動と感謝の気持ちで熱いものが込み上げました。



立川シティーハーフマラソンは、立川市及び、多くの協賛、協力団体、イベントを支える関係者、スタッフさんたちによって続けられている素晴らしいイベント!
2026年は、チームタマテバコとしてエントリーできるように、今日からメンバーを募ります♪