イベントレポート

平成27年度 東京都・立川市合同総合防災訓練

  • ジャンル 防災・消防


9月1日(火)防災の日。
あいにくの雨の中、東京都との合同総合防災訓練が
国営昭和記念公園及びその周辺と、多摩都市モノレール高松駅付近で行われました。

午前8時頃、多摩地域を震源とする非常に強い地震が発生。
都内の広い範囲で震度6弱以上、立川市では6強の揺れを観測するなど、
都内全域で大きな被害が発生したとの想定。
また東日本大震災による災害から得られた情報もふまえて、訓練が実施されました。


国営昭和記念公園は埼玉県、神奈川県、横浜市などの九都県市が
連携して行う、大規模な合同防災訓練のメイン会場となりました。
 

平成27年度 東京都・立川市合同総合防災訓練
日時 2015年9月1日(火) 9:00~12:30
主な会場 国営昭和記念公園及び周辺地域、多摩都市モノレール
高松駅付近
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東京消防庁第六方面ハイパーレスキュー隊に
配置されている日本で2台しかない
画期的な「双腕重機」(中央)。
右腕にしっかりと物をつかむグラッブル、
左腕にはカッターを装備し、固いものを折り曲げたり
切断するなど、多様な作業が可能です。

 

  



夜間の救助に欠かせない
国土交通省 照明車。




負傷者が担架に乗せられ、救出される模様。

韓国・台湾など海外援助部隊も協力。

          

建物内に残っていた隊員が、
ロープを使って地上へ緊急脱出。

          

          迅速かつ、確実な救助活動が行われました。
 



 


 
東京消防庁による一斉放水。
 


 


 



ゆめひろばに舛添東京都知事、清水立川市長、
来賓の安倍総理大臣政府一行が到着。 
報道関係者も多数、訪れました。

 



安倍総理は首都直下型地震などの大規模災害に備え、
防災対策を既に見直し、自助・共助・公助の連携による災害対策を一丸となって取り組んでいく姿勢を
明らかにしました。

 

 

 
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8月28日(土) リハーサルの模様


 

   

   

 


 

 
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モノレールからの救出救助訓練
東京消防庁の指揮隊車、
梯子車、塔体式ポンプ車

が出動。



警視庁第一機動隊のレスキュー部隊が
救出作業にあたります。
 



警視庁の高所対策車はその名の通り、
高いところでの作業に使用され、
荷台には1000㎏までものを乗せることが
でき、地上から12mの高さまで上昇します。

高所対策車は現在3つの機動隊に配備されており、
今回は、立川市の第四機動隊の高所対策車
が出動しています。
 


梯子車

立川消防署、特別救助隊が出場し現場指揮所を
開設、救助員がモノレールに乗り移り
負傷者を救助。

梯子車は地上約40mまで伸ばすことができ、
最大3名までバスケットに乗車することができます。
この形状を活かし、ビル火災等でも活躍しています。

 




オレンジ色の活動服の特別救助隊は
日々厳しい訓練やトレーニングに励み
高度な技術や能力を有する
スペシャリスト部隊です。
 



 


立川消防署谷保出張所の
  梯子隊員が塔体式ポンプ車の
  バスケットと呼ばれる
  先端の操作台に乗り込み乗客の
  救出を行います。

  塔体式ポンプ車は地上から約14mの
  高さまで上昇し、バスケットには
  180㎏までの重量物を乗せて
  作業することができます。

多摩都市モノレールの運転士により
緩降機を使用して乗客の救助を実施。


 


 

 
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