晩秋の昭和記念公園と上砂川散策2016年11月17日(木)
- ジャンル 体験
開催日 | 11月17日(木)9:00~12:30 |
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スタート | JR青梅線・西立川駅 |
ゴール | 国営昭和記念公園砂川口 |
たちかわまちの案内人オリジナル観光まち歩き
立川観光協会が主催する たちかわまちの案内人 オリジナル観光まち歩き「晩秋の昭和記念公園と上砂川散策」と題して開催されました。たちかわまちの案内人は立川の隠れた魅力を多くの方に知って頂くために立川観光協会が設立した組織。「黄葉・紅葉まつり」が開催中の国営昭和記念公園とその周辺の変わりつつある上砂川の様子を見て歩きました。それでは写真とともに当日の様子をご覧ください。
■JR青梅線・西立川駅をスタート
快晴の立川、JR西立川駅に9:00に集合。国営昭和記念公園の玄関口として多くの方が利用される駅です。
コースの概要などの説明を受けて、昭和記念公園の開門の9:30にいよいよスタートです。
■ユーミン歌碑
JR西立川駅から国営昭和記念公園は陸橋でつながっています。その陸橋を渡って東側に、荒井由美「雨のステイション」の歌碑があります。
「雨のステイション」はJR西立川駅の情景を歌っています。
ユーミン自筆の歌詞を刻んだものだそうです。
■国営昭和記念公園(西立川口)
国営昭和記念公園には5つの出入り口があります。西立川口は電車で訪れる人に一番便利な出入り口。ここから昭和記念公園のガイドの方に園内の案内をしていただきました。
西立川口のアーチは、もともと基地だったことから飛行機の翼をイメージしたデザインになったそうです。
黄葉・紅葉まつり開催中の園内、かたらいのイチョウ並木にはたくさんの人が。葉が少し落ちた状態で、日差しもあって、絶好の鑑賞日和でした。
郵便ポストがありますが、手紙を入れても回収はされないのでご注意ください。
■日本庭園(昭和記念公園内)
日本庭園は伝統的な技術を活かして四季折々の季節感を表現した「池泉回遊式庭園」。日本庭園内は飲食が禁止されています。セキュリティーも厳重だとか。
実はこの池、底はビニールシートで覆われているそうです。
この時期は特別に東門が開いています。15:30まで。
日本庭園内の盆栽苑へ。ここでは宮内庁の盆栽も扱われている盆栽苑の方のお話が聞けました。
床の間に飾られた盆栽、左の盆栽、中央の額、右の花、左の盆栽は右に流れていて、それを右の花が受ける。床の間全体で調和を取られているそうです。
中が空洞になっている樹木があります。樹木は皮の部分で水分を運ぶので、中が空銅でも生きられるのだとか。反対に樹皮を切られてしまうと枯れてしまいます。
盆栽は「不等辺三角形」微妙なずれが絶妙なバランス。薄い鉢の中に毛細血管のような根がはっています。何年かに一度、鉢から出して根を切って手入れをするそうです。
■国際法務総合センター(仮称)(昭和記念公園内)
いま建設中の国際法務総合センター(仮称)が昭和記念公園内から見えます。以前は、ここから基地にあった3本の煙突が見えたのですが、撤去されていました。
国際法務医療センターには計画によると「矯正医療センター」「研修施設」「職員宿舎」が配置されています。
■国営昭和記念公園(玉川上水口)
玉川上水口から昭和記念公園を出ます。参加者の皆さん、この出入り口は知らなかったみたいでした。
玉川上水口という名前ですが、すぐ前は残堀川。玉川上水まではかなり距離があります。
■立川市清掃工場移転予定地
現在、若葉町にある立川市の清掃工場を、昭島市と隣接するこのエリアに移転する予定です。
昭和記念公園(玉川上水口)を出てすぐ、残堀川の対岸あたりが清掃工場の予定地。新しい清掃工場が稼働するまでにはまだ数年かかるようです。
■2号公園予定地
国営昭和記念公園玉川上水口の北側で、現在工事中なのが「2号公園予定地」。来年の春に完成予定。
いつもはかなりの騒音だそうですが、お昼の休憩時間だったので静かでした。デイキャンプ施設、ドッグラン、腐葉土作成のための管理施設、落ち葉プールなどを設置予定。
■アメリカ村
立川に米軍基地があったころに米兵や家族が住んでいた住宅。庭には芝がはられ、柵はなく、日本とは思えない景色が広がります。
人気の住宅で、多くのアーティストを輩出した場所としても知られています。
■国営昭和記念公園(砂川口)
ゴールの国営昭和記念公園砂川口に到着。今回のまち歩き、タイトル通り晩秋の立川を満喫でき、昭和記念公園に隣接する地域の再開発の様子を眺めることができる盛りだくさんの内容でした。
参加された皆さんはアンケートに記入して、昭和記念公園からいただい記念品を受け取って解散。お昼時だったので、近くのコンビニでお弁当を買って昭和記念公園に再入場する方、近くのお店で食事をする方、「みのーれ立川」にお買い物に行く方、思い思いに帰路につかれました。
参加された皆さんお疲れさまでした。興味深いお話が聞けた楽しい町あるきでした。案内をして頂いた、たちかわまちの案内人の皆さん、関係者の皆さんありがとうございました。
たちかわまち歩きは立川市市報に掲載されますので、興味のある方はチェックしてみて下さい。