インタビュー

今、ローカルメディアにできること「J:COM 多摩」コロナ禍の立川で何をしてきたか、
何をしようとしているのかをうかがいました。

J:COM 多摩

 会社の方針もあり、まずは社員の健康リスクを考えてロケはしない、社内は最少人数で対応しました。その中で基本的に、市民の安心安全や生活支援に繋がる情報を中心に、4月上旬から今日に至るまで、番組を放送しています。社員の健康リスクは大事な問題で、放送の義務というものがあり、罹患したら番組が流せなくなります。緊張感持って対応しています。今ようやく落ち着いてきて少しずつ取材ができるようになってはいます。が、まだまだ行政関係以外は取材できない状況です。外部の規制がかかっているので、取材メンバーは行きたくても行けないというのが本当のところです。ただ、リモートでのお客様との出会いはあり、立川市長などは4回くらい登場いただき市民へのメッセージを発信していただいています。コロナ関連情報は医療従事者への感謝のメッセージなども含めて、リモートでできるところや提供された動画など、できるだけタイムリーに放送してきました。

 6月に入り7月に向けて、やはり立川に元気を届けたいし元気になってもらいたい。新番組「StayHome≠東京つながるメッセージ」や「テイクアウト&デリバリー情報 多摩 家ごはん!」などは地元のおいしいレストランなどを紹介して街に勢いをつけていく番組になります。もうすでに始まっていますが、現状ではリモート取材です。J:COMは地元の活動をしっかり流すというのがミッションなので、スピード感持って正確な情報をお伝えして参ります。地元メディアの皆さんと一度座談会でもやりましょうか。各イベントも中止になってしまったことですし、何かみんなの考えを持ち寄って、立川を元気にしていきましょう。
 
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株式会社ジェイコム東京 
多摩局  局長 栗原尚孝さん
プロフィール:埼玉県出身。企業のケーブルテレビを皮切りに、33年間ケーブルテレビに携わり、
2018年より現職、今日に至る。