インタビュー

キーワードを結びつけると〈オープンガーデン〉NPO法人 日本公開庭園機構 代表 佐藤哲信氏

NPO法人 日本公開庭園機構 代表 佐藤 哲信(さとう てつのぶ) さん

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1985年頃、英国のナショナルトラストやオープンガーデン等に影響を受け、2000年NPO法人・日本公開庭園機構を創設。「オープンガーデン」「都市緑化プロジェクト」「緑化政策提言」等を各地で提唱、実践し、『安全緑地活動』で都市緑化基金緑のデザイン賞「国土交通大臣賞」、内閣府「防災まちづくり発案賞」、千葉市栄町社会実験「優秀賞」、東京都公園協会賞「優秀賞」などを受賞している。会員は、各地のガーデニング愛好者、住宅関係者、設計家、造園家、各分野のデザイナー、教授、学生、行政マン、市民活動団体など353名。

聞き手 清水恵美子(しみず・えみこ)/えくてびあん&多摩てばこネット編集工房
新緑あふれる青梅の杜。小鳥の声が木々の合間に響いています。すがすがしい陽光の中で、佐藤哲信さんにお話を伺いました。佐藤さんは以前大手住宅メーカーにお勤めで、その頃から建物だけではない、庭も含めた総合的な住宅提案を実践されてきています。退職後すぐに始められたNPOの活動は、いまや全国展開。お忙しい毎日、今日はその活動についてお話してもらいましょう。
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編集部

私の住む日野では、最近とても住宅の建設が盛んです。いままで畑だったところに、いっぺんに6軒とか10軒とか建つんです。

佐藤

オープンガーデンを始めて多くのガーデナーの奥様たちと知り合いになりました。すると、奥様方の中に造ったばかりの家を壊したいという人が何人もいた(笑)。

編集部

え~。買ったばっかりなのに? 要するに住んでみたら、いろいろわかったっていうことですか?

佐藤

そう。住んでみたらリビングのソファを置いたところから、庭の一番いい景色が見えない。玄関周りの植栽やコーナーがすごくいいのだけれど、そっち側に窓がないから見えないとか。
せっかく大金をかけて建てたマイホームなんだけど、自分で庭をいじりだすと、いろいろなことが気になってしょうがない。そういう結果になってしまうと、それは住宅のプロって言えないですよ。
ライフスタイルをいろいろ聞きながら、全体的提案をするっていうのが本当のプロの仕事だと僕は昔から思っていましたし、そのようにやり、またやらせてきました。

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木の葉パン
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木の葉パン

編集部

でも狭い土地でそのような選択肢というか、提案ができるのですか?

佐藤

ご主人も子供さんたちも毎日駅まで行って、また駅から帰ってきて、自分の家を見ながら歩いているわけです。親しい友人や奥様のお友達が訪ねてくることもある。そうしたときにこっちの道を通って来ることが多いなら、こちら側の景観をつくる。日本独特の借景といって、周りの景色を借りて景観を作るというのが一番いい。
そういうことを含めて、敷地をどう利用するかというところから考えないと、本当のマイホームプランニングはできないです。建物を作ってしまって、さあ残りをどうしようかでは遅い。

編集部

そうして庭のことを考えていくと、やっぱりイングリッシュガーデンになるのですか?

佐藤

ガーデンのことを調べて行くとやっぱり英国につきあたります。
ガーデン王国といえば、やはりイギリス。日本はどちらかというとアメリカを参考にライフスタイルを構築してきたのでしょうが、同じ島国のほうがピンときます。

編集部

イギリスにもオープンガーデンがあるのですか?

佐藤

英国大使館で調べさせてもらって、英国オープンガーデンの資料をもらいました。そこでナショナルトラストに行きついたんです。

編集部

ナショナルトラスト?

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佐藤

世界で最も幅ひろく活動している団体です。あまりに著名になって、その活動をナショナルトラストということもあるくらいです。
緑地の保全から始まって、日本の邸宅街とは規模の違うものすごく大きな個人の私有地をきちんと保存している団体だとか、活動だとか。イギリスのオープンガーデンはそんなナショナルトラストのひとつなんです。
ガーデン王国と言っていますが、それは個人の庭とかガーデニングとかのナショナルトラストが進んで行った結果です。ガーデン熱が上ってきて、そこから産業が生まれましたね。日本のホームセンターでもイギリスのガーデングッズを置いていないところはないというくらい置いてあります。逆に言うと、個人が日頃一生懸命やって生き甲斐としている、楽しんでいる庭がいつのまにか産業になった。海外からもそれを見に来るので、いつのまにか観光にもなっているということです。

編集部

それを、佐藤さんは日本でもやろうと?

佐藤

造園や園芸に関しては、日本が最高だと思っているんですよ(笑)。いや最高なんです。
そこで、オープンガーデンの仕組みや方法、文化や制度をうまくいただいて、日本でできないかと考えたんです。
植物には植生などがありますから、日本でやるとなるとやはり雑木林とか里山。

編集部

なるほど。

佐藤

ご存知ですか? 日本列島の7割は森林だから、3割のところに1億2700万人が住んでいるということになります。逆に言うと7割の森林は時代が変わっても、維持されている。
自然林が人工林になるという変遷はあっても、国の面積に対する森林の割合は世界でフィンランドに次いで2位か3位です。

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編集部

へえ~。そうなんですか。

佐藤

でも都市をみると緑が少なくなって、国土の7割が森林なんだけれど、子育ては都会で行われている。
つまりね、森林浴とか行楽だけで緑を語るのではなく、もっと人々が普段から関心を持った方が緑の保全活動は広がるんです。年に2、3回ボランティアで里山に行くのではなく、日常から、自分の土地、表土の保全をして雨水が浸透するようにして、周辺に雑木林があったらボランティアに出かける。日常的でしょ?
都市の人がもっと緑を日常的に考えないと。奥多摩の山を持っている人だけが山の保全だとか間伐の話をしたところで、需要がなかったらできないわけです。むしろ都市の人が間伐材をどうやって使おうか、舗装に間伐材が使えないか、フェンスに間伐材が使えないか、木造の家やテラスをもっと、それも国産材で作りたいとか考える。すると森林の需要を喚起できる。

編集部

そうですね。森林は近くにあっても他人事のようですものね。

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佐藤

東京都の環境学習リーダーというのがあって、大変な学習なのですが、下枝落としとか中央防波堤のゴミ問題とかを勉強する。勉強してみると、自分の興味のあるところだけ見ていた環境が、ぐっと広がって、日常的に見る問題だなというのがわかってくる。

編集部

特別なことではなくて、自分の日常生活のことなのだと。

佐藤

そう。最近ミツバチのことが話題になったでしょ。あれは当たり前のことで、貨幣評価というのですが、昆虫たちが受粉の手助けをすることをお金に換算したらどのくらいになるか。
人間生活にもたらす機能役割をお金に換えたらこんなにすごいということですよ。
大水がでるからその水を処理する、でも大地は吸収しているわけです。土砂崩れを起こさないために堤防をつくりますよね。
でも植物はそれを根っこでやっている。それをお金に換算したらいくらになっているかということなんです。我々が気がついていないこと、たとえば空気の値段っていくらか。そうやってみんなで考えてみたら、わかるでしょう?

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編集部

そうですね。ただだと思っていたものに、ものすごく価値がある。

佐藤

クールビズってありましたよね。ウォームビズも。みんなが一枚脱ぐだけ、着るだけ。そこには余分なCO2なんて発生しない。打ち水ってありますでしょう? 一時期大臣がやってみせていた(笑)・・・

編集部

あ~、はい(笑)。

佐藤

人は高くても必要な時には買うんです。お金を出して買ったものが、いずれゴミになる。
江戸時代はすばらしくエコな時代だったと言われていますが、打ち水は決してハイテクではないです。もったいないという気持ち。
打ち水はヒートランドのための動きではなく、日本人の心です。
掃き清めたところに、水を打ってお客様を迎える。そこに水を再利用する。もったいないから。
日本の生活自体がそういった日本人の心から発しているんです。

編集部

そうですね。

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佐藤

スローライフだなんて流行りましたが、ここにも薪ストーブがあります。薪を燃やして暖をとって、その熱を利用して煮炊きして、薫製を作って。
人間が増えたから道路を作り、食べ物を作り、開発が必要になる。けれど、産業革命から人間はやりすぎたんです。経済が右肩下がりになったように感じるが、先進国で人口が減少してきたから、実は元に戻っているだけでしょう。
いきなり完全に元に戻すことは不可能でも、徐々に節約すればいい。やりすぎたものをもとに戻していく。もったいないという気持ちです。ヨーロッパは地続きで、水が汚れたらヨーロッパ全体が汚れてしまう。だから協調性があるんですね。
島国は島国の良さを生かさないといけない。仮想水の考え方というのがありますが、自給率40%の日本では、他国の真水を6割奪っているということになります。
いきなり自給自足にはならないけれど、まずは自分の敷地の周りからきれいにしていく。環境を元に戻していく。道沿いの風景が変わっていきます。

編集部

そこでようやくオープンガーデンの活動が出てくるんですね!

佐藤

こうしなければならないではなくて、よくやっているところをオープンガーデンで広めて、評価していくんです。評価とはねぎらいのことなんです。「お庭、きれいですね」というねぎらいのことばだけでもいい。

編集部

自発的にきれいにしていきたいという気持ちを起こしてもらう。

佐藤

日本人は熱しやすく冷めやすい、これが問題です。ベストセラーになるのではなく、ロングセラーになる。つまりそれには定着させていくことなんです。

編集部

ガーデニングは続けるのが大変ですよ、確かに。

佐藤

流行で終わってはならないんです。
オープンガーデンの取り上げ方も大事です。例えば枕木を利用したガーデニングが一時流行りました。でもホームセンターで枕木が売られるようになると飽きられてしまう。それではいけない。定着させるにはこの活動の本当の意味を教えていく必要があります。ガーデニングはブルジョアの趣味ではないんですね。

編集部

ガーデニングにはやっぱりそんな意味が隠れているように感じますけれど。

佐藤

「道沿いガーデン」と言うんです。ストリートオープンガーデン。
道から眺める庭ですね。道から見えるところにきれいな花壇と流木をあしらう。すると人は通りたくなってくる。ブロック塀を高く積み上げるのではなく、ブロックを低くして低い植え込みに換える。視界が広がってくる。そうすると結果的に自分の住むところの資産価値を高めることになるんです。

編集部

う~ん。私はマンションに住んでいますが、私の部屋のベランダもそうしたらいいんじゃないかなっていう気持ちになってきました。

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Tea Room
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Tea Room

佐藤

都市計画マスタープランの中に、緑の基本計画というのがあります。機会があったら見てください。
その中に「民間の庭」なんてほとんど出てこない。国立市も立川市も約6~7割が民間の土地です。
本当は緑の基本計画をきちんと作ったら、7割は民間の人がどれだけやってくれるかに関わってくるとわかるはずです。それを入れないと、本当はできないと私は思うのですが。公共地だとか公園の緑の基本計画で終わってしまっているんです。中に「民有地の緑」って出てくるんですけれど、その次に出て来るのは「屋敷林」。でも、立川市の岸中さんのような屋敷林を何人が持っているか。岸中さんはそれを保存しようとしているから、僕もなんとか応援したいと活動しているんですけれど。

編集部

岸中さんはNPO法人サンクチュアリー悠を立ち上げて、ご自分の敷地に残る武蔵野の雑木林を保存されようとしています。でも普通の個人宅の場合、狭い敷地の各家庭では何ができるのでしょう?

佐藤

40坪の土地で5割の建ぺい率だと、20坪に家を建てて、周りの20坪を雨水浸透にしようと思えばできるし、土をきちっと保持していればミミズは住むし。トリは来るし植物は生えるし。つまり、みんなが一枚脱ぐだけというクールビズみたいな日常的行為がいかに重要かということです。それを基本計画の中にどんどん入れないといけないわけです。ゴミを分別するというのも、ちょっと前までは一緒くたに捨てていたのだから、考えられないですよね? それをみんながペットボトルやトレーをさっと水で流すようになって、再利用できるようになったら、中央防波堤のゴミも予定より減ったっていうんですよね。

編集部

むずかしい話ですが、なんとなくわかってきました。

佐藤

そうでしょ。こうしてNPOをやってきたら、内閣府の中央防災会議から連絡があって、佐藤さんの活動を視察したい、いろいろ話を聞きたいと言うんですよ。
ブロック塀を生け垣に換えて、角地を50cm以下の生け垣にして、見通しのいい交差点、街並みを作ろうというのを「安全緑地」ということでやってきたんです。それが内閣府の中央防災会議から評価されて、佐藤さんのやっていることはオープンガーデン的なことも含めて、〈緑化〉でありどっちかっていうと〈環境〉なんだけれど、本当は〈防災〉。〈防災〉は平時のときに市民がやってくれることが重要で、佐藤さんのやっていることは結果的にすごい防災の町づくりになるから防災町づくりモデルに入れさせてくださいということでしたね。
そのときには「安全緑地」を 各地で作り始めていました。「安全緑地見本園」といいますが・・・

編集部

私は日野市に住んでいるので、その現物を知っています。
日野市役所の南側に安全緑地見本園がありますよね?

佐藤

ああ、日野市はそうです、そうです。
僕が提案してやったものです。今、工事しているでしょ?

編集部

ええ。まず中央公園の西側の角が削られて見通しが良くなって、今は東側を削っています。もう工事も終わるのかな? 大坂上中学校も学校の敷地の角を削りましたよね?

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Tea Room
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Tea Room

佐藤

七生中学もです。バックネットの裏を削りました。ああいう角は学校では使用していないでしょう?
少し削って低くすることで見通しのいい交差点にすることができるんです。日野市は大したものですよ。教育委員会のお金でやったのですから。 公共がまず率先してそれを市民に見せていく。あなたもどうぞ、角地だとか、交差点の角だとかこういう安全な緑地帯にしてくださいと呼びかけるという活動なんです。
要するに緑が防火林になっているとか、阪神淡路のときも緑で火が止まったとか、防風林、防雪林、昔から植物を利用してきたものがたくさんあるんですよ。今年、この「安全緑地見本園」の活動で東京都公園協会賞 優秀賞をいただきました。日野市立第一小学校は、国土交通大臣賞を受賞しています。

編集部

本当に見通しが良くなりましたものね。土地が明るくなりました。
大坂上中学の校長先生が保護者に説明しているときに佐藤さんの活動かなと思いましたよ(笑)。

佐藤

そう(笑)、僕なんですよ。角地を行政が全部買うことはできないから、角地を1mだけ低い植え込みにするだけでいいんです。
車は急には止まれないけれど、子供たちの駆けてきた一歩とか、三輪車の一こぎとか、それが見えるだけで死亡事故は死亡事故でなくなる可能性が出てくるんです。道沿いガーデンをやって自宅の角を低い植え込みに換えていくと、住民のお金で街の緑化が促進できる、住民の安全が守れる。それが僕の主張なんです。

編集部

こうしてきちんと説明してもらうと、すごく納得します。
ガーデニングはただのガーデニングじゃない。自宅の角地で社会貢献できてしまうんですねえ。

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佐藤

1986年に新耐震設計基準というのができました。年間の住宅着工件数の平均をとると120万戸から130万戸。去年あたりのアメリカの住宅着工件数は40万戸くらいですから、驚異的ですよね。新耐震設計になってから23年経っているから、軽く3000万戸になってしまうんですよ。

編集部

そうですねえ。

佐藤

日本の世帯数って4700万世帯だから、普通に考えると7割は新耐震設計になっているんですよ。それをなんと、個人が汗水流して30年ローンを組んで作っているんですよ。東京で言えば、建物だけで3000万円。だとすると、3000万円×3000万戸を計算してみてください。それだけの金額が個人の家計から出ているんですよ。

編集部

う~、考えたことなかったけど、すご~い。

佐藤

すごいでしょ? インフラ整備っていうと電気、水道、ガス、道路ってね、電気、ガス、水道をいくら税金で整備したって、そこに人が住まなかったら街にならない。人が住んで初めて街です。そこに住む人は、個人のお金で土地を買って、建物を建てて。それも建物、家だけですよ。それに車を買ったり、地盤改良をやったり、生きるっていうことのためにお金を出すエネルギーってすごいですよ。だから、もう少し、うまく政策をのせていけば、住民が住民のお金で安全や緑化をやってくれるんですよ。

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編集部

というと?

佐藤

二世帯割り増しとか。省エネ使用割り増しとか。太陽光発電をやってくれたら融資のお金を増やしますよとかね。政策ですよ。道沿いとかブロック塀をやめようとかもうまく取り入れてくれればいいんです。

編集部

そういうことなんですね。

佐藤

オープンガーデンをやっていて、よくこう言われるんです。
「佐藤さん、私のやっているガーデニングは環境に役にたっていると思っていいんですね?」って(笑)。

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木の葉パン
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Tea Room

編集部

そうそう。先日も会員の方がおっしゃってましたよ。私の家の庭なんてお見せできるようなものではないのだけれど、それでもいいっておっしゃるからって。嬉しそうでしたよ。
道路の違法駐車を取り締まり、落書きを消してきれいに保持したら犯罪が減ったという事例は多いですよね。それが、防犯にも防災にも、交通安全にも環境にも効果があるオープンガーデン活動ってすごいですね。

佐藤

回りくどくて申し訳ないけれど、いろいろなところが評価してくれます。
NPOはどうしても一方向づいてしまいがちだけれど、佐藤さんの活動はあらゆる方向に向いていると言われますね。このこともあのことも社会テーマ、とあらゆる方向性に向いています。いろいろなキーワードをつなげてしまうんです。
決して大したことはしていないのですが、キーワードを結びつけていくことが重要だと思っています。
「交通安全」と「道ぞいガーデン」、「防災」と「ガーデン」、「生き甲斐」と「コミュニティ」、「市民交流」。そうすると「オープンガーデン」なんです。

編集部

最初から「環境」と言うと、引いてしまいがちですよね。「エコ」とか言われても、私などはゲンナリするというか。
オープンガーデンはきれいなガーデニングで、緑がいっぱい、そこでクッキーとお茶がでて、やがてすんなりと環境や防災の話になっていく。
いつのまにか、何も知らなくても社会貢献している自分がいる、それがすてきですね。

佐藤

ええ。内閣府主催で全国防災フェアというのがあって、全国各地を回りましたが、会場で配っているのはカンパン。

編集部

ああ、防災館の防災グッズと同じですね。いざというときの必需品。

佐藤

そうそう。でも、僕が配ったのは球根です。担当者に「いやあ、やっぱり刺激になったなあ」と言われましたよ(笑)。

佐藤さんはこの後、多摩農林の方と青梅の杜を散策。雨水のリサイクルや間伐材の利用など、先頃FSCを取得した多摩農林の活動にも興味を持った様子でした。さらに日本公開庭園機構の会員である青梅市の「Tea Room」さんを紹介していただきました。借景を含めてすばらしいお庭作りを目の当たりにして、佐藤さんの活動を納得した一日でした。
撮影場所:青梅の杜 木の葉パン
写真:五来 孝平