スポーツ

「立川市陸上競技協会」で鍛える人々 ①走る・跳ぶ・投げる…

  • エリア 錦町
トラック・フィールド競技の
シーズン(4月~10月頃)中、
立川市陸上競技場で毎週日曜日に
行われる練習会。

年齢・性別・肩書きなどに関係なく
身体を動かし、汗を流す。
自らの成長を見ていてくれる
仲間と刺激し合い、
ともに向上できる場が
「立川市陸上競技協会」です。

目標とする様々なイベントをはじめ、
練習の様子、また市民アスリートである
メンバーの多様な個性なども
お伝えしてまいります。

新型コロナによる自粛をきっかけに
運動を始められた方は、
練習のご参考にぜひどうぞ。
2020年8月30日(日)
特別講師を招いて、
子供たちの練習が行われました。
お子さんに付き添われる
ご家族の方の数も少し多かったような…。
講師として見えたのは、
男子400mハードルで
北京オリンピックにも出場された
ブラジル代表の杉町マハウ選手と
高校総体で優勝経験を持つ、
ハンマー投げの松原拓矢選手。
「アタマが筋肉を刺激する。
やったことない動きを」と、
お得意の陸上種目にとどまらない、
スポーツ全般に通じるトレーニング法を
伝えられていました。
子供たちのモチベーションを上げながら、
スピードアップを促します。
上に高く跳ぶ、跳ばない、
2通りの跳び方を杉町選手が実演。
ハードルを引っかけてしまった子に、
「オリンピック選手のよう」と杉町選手。
スタート前の姿勢は、腰を高く上げ過ぎると
体が地面に向かう。
脚の屈伸を活かして、
前方に飛び出すようアドバイス。

練習場を去るギリギリまで、
真剣に陸上に取り組む子供たちの
質疑に応じられていました。
松原拓矢選手は、ジャベボールを使って
“投げる”練習を指導。
ケガのないよう子供を制したり、
順番に触れるジャベボールの除菌など
陸協 副会長の飯塚さんは、サポートに大忙し。

遠巻きに見守られていた会長 坪内さんは、
「やり投げに向いてそうな子が2人いるね」 
早くも、キラリと光る原石を発見されたご様子。
練習後、松原選手は
「ゆったりと環境に恵まれた競技場で、
心が洗われる。立川、いいですね」と
笑顔で感想を下さいました。
最後に、
「教えると、教えられることがある」と
コメントを下さった杉町マハウ選手(左)。
松原拓矢選手と。

短い時間でしたが、
子供たちは沢山の大事なことを
学んだことでしょう。
どうも有り難うございました。
さて、特別講義の間も
高学年の子供たちや大人のメンバーは
通常通り、練習に打ち込まれていました。
迷いながら跳ぶ子供たちに向け、
的確にアドバイス。
学生時代は選手として取り組まれた
走り幅跳びを指導する、こうへい先生。
さらなる高みを目指して。
走り終える度、
坪内会長にアドバイスを乞う、
介護アスリート(右)。
「立川市陸上競技協会」
監督の松村さん(右端)も一緒に。
和やかに見えますが、もちろんタイム計測中。
その後を追いかける女性。
8/23(日)の都民生涯スポーツ大会では、
砲丸投げと円盤投げに出場。
円盤投げは、昨年2019年の大会から
4mも記録を伸ばし、
立川チームに貢献されました。

「立川シティハーフマラソン」
3kmレースに出られたのをきっかけに、
コツコツ練習を重ね、同じくメンバーの
ご主人とともに日々進化中です。
「立川シティハーフマラソン」で2度、
市民枠の1位に輝き、
大学の駅伝選手とともに
ニューカレドニアに招待された、
立川陸協自慢のランナー(右)。

白いキャップの男性は、
都民生涯スポーツ大会
走り高跳び、円盤投げ共に1位。
実年齢より、10才お若い!
この次は、メンバーの方々を個別に
ご紹介いたします。
引き続き、どうぞお楽しみに!

「立川市陸上競技協会」で鍛える人々 ①

by T.I