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箱根駅伝第92回 箱根駅伝予選会出場校 in 多摩

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帝京大学 陸上競技部

【 箱根駅伝 戦歴 】

8年連続16回本戦に出場。
最新出場は、2015年第91回(11位)。
最高成績は第76回と第89回(4位)、

駅伝競走部 監督 中野孝行氏 (1963年 北海道出身)

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【 プロフィール 】
1986年 国士舘大学体育学部卒業
1986年~1995年 雪印乳業 陸上競技選手として活躍。
その後、三田工業女子陸上競技部、NEC陸上競技部コーチに。
2005年 帝京大学経済学部経済学科専任講師・駅伝競技部監督に就任。
帝京大学スポーツ医科学センター専任講師。
駅伝競技部チーム指導年数10年目。

一人ひとり、価値のある歯車に。
そして存在した証をどこかで残したい。


世間ではよく「歯車の一個にはなりたくない」
なんて言ったりするけれど、
これがなかったら駅伝は成り立たない。
今年の箱根本戦で、シードとの差はたった2分。
その重みをもっと実感しなければ。
「つなぐ」という、その大切さがわかってなかった結果です。
1区間内1チャンス。
「こいつがいてよかった」そんな価値ある歯車になる。
その辺りが駅伝の難しさだと思います。

この大学にきたのは運(命)の尽きなのか、良縁だったのか。
彼らが判断する時って、いつなんだろうなって。
決して4年でわかるものじゃないと思う。
私自身もまだ航海の途中で迷いながら、
それこそ台風の中、ポロボロになりながらも
いろんなところに寄りながら動いてて、
先は見えない、ゴールは見えないって思いながら……

元からそこにあるものなのか、
自分が作って価値あるものにするのか。
大きかろうが小さかろうが、そんなのは関係ない。
自分たちで作ったものは簡単に崩れないし、
“おもい”も全く違うと思うんです。
みんな、1回1回、価値あるものにしてもらいたい。
そして、そこに“いた”だけじゃなくて、
彼らが存在した証をどこかで残したいし、私自身も残したい。
たぶん先人たち、箱根駅伝を支えてきた先輩たちが、
メッセージとして伝えているのかなと思います。

スポーツとしての勝ち負けももちろん大切。
それ以上に、たかだか「かけっこ」に対して
彼らがこれだけ集中する意味があるんだぞっていうのを、
私自身、箱根駅伝の先輩としても教えることが出来たら
すごく幸せだなと思います。

帝京に来たのは2005年の11月なので、丸10年。
ストライクゾーンを広げてもらいながら、
私も日々成長させてもらってます(笑)
 

予選会に向けて

強い者には牙をむいて立ち向かいたい。
挑戦、常にチャレンジャーでありたいって思います。
みんな、今、牙を磨いてるところ。
欠けてきたのをきれいに磨いて……
そして17日の予選会では、本気で噛みつきます。

 
 

コーチ 町田勇樹氏 (東京都出身)

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経験してわかった。本戦で走る、走らないに関係なく、
すべてを掛けたものが箱根だと。


学生たちとは年齢も近いですし、
監督の親心というか、どちらの気持ちもわかる。
一緒に成長させてもらえる有り難い場ですけど、
やはりコーチなので、
学生寄りになりすぎないようにと思っています。
 


学生たちはみんな命がけでやっている。
監督もよくおっしゃいますけど、全てをかけたからといって、
もちろんそれが人生のゴールではない。
だけどそこから学べるものはすごく大きくて。
これから先、そんな全てをかけて取り組めるものって
ないかもしれないと思うほど。
そんな今を、しっかり頑張ってもらいたい。

 

駅伝って結局のところ一人ひとりの走力ではなく、
最後はチームのまとまりだと思うんです。
それによって実際に走る選手が120%とまではいかなくても、
100%に近いパフォーマンスが出来てしまう、不思議な力が働きます。

また、マネージャーもチームの仲間。
その一員として俺も戦う、一緒にがんばろうという雰囲気を
作ってほしいと願っています。
ボトル1つ渡すにしても「こいつらに強くなってもらいたい !」
そんな気持ちで。

 

   予選会に向けて                       
 
シードに一番近かったとはいえ、油断は出来ません。
そこで奢ってしまったら足元を救われますので。
どの大学も本気で力を入れているので、拮抗している状態。
そこから上で勝つとなると、やはりチームの雰囲気とか、
チーム力になってくる。
うちの力をしっかり発揮できれば、結果はついてくると思います。
 

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