街情報

玉川上水の一部にある暗渠西武立川駅の近く

  • エリア 西砂町 その他
  • ジャンル 立川の歴史
玉川上水は江戸時代に作られた上水道。
もともとは羽村の堰から四谷までありましたが、
現在は小平監視所から東村山浄水場に送水されています。

この玉川上水の一部に暗渠があるのをご存知ですか?
西武立川駅の200mほど南側の玉川上水が暗渠になっています。



暗渠の上の部分は公園になっています。
結構大きな桜の木も植わっています。



南側には昭和の森ゴルフ練習場があります。



芝生では子どもたちが遊ぶ姿も。



300mほど行くと再び玉川上水の流れが見えます。



この暗渠がなぜできたか、先日お邪魔した、昔の西砂のお話をしていただく講演会でお聞きしました。
それによると、戦時中この場所は昭和飛行機が、滑走路を造るために暗渠にしたそうです。
滑走路の完成前に終戦を迎えて、暗渠はそのまま残ったとか。



このあたりは上水ですから現在は柵がありますが、
終戦当時は柵もなく、子供たちが泳いだりしたそうです。
この暗渠を潜って300m先まで泳いだつわものがいたとか、
真っ暗な中を本当に泳いだ?



鴨たちは暗渠をくぐりたいとは思っていないようです。

by JK