立川市羽衣町・矢川緑地保全地域の二十四節季 ～立秋～

2020年8月7日。
二十四節季の「立秋（りっしゅう）」を迎えました。
文字通り秋のはじまりの日。今日から立冬までの期間が秋となり、「暑中見舞い」から「残暑見舞い」と時候の挨拶もかわります。
とはいえまだまだ暑い日が続き、秋を実感するのは、もう少し先のことでしょうか…。

立秋となって、前節、大暑の季節と大きく変わったところは、蝉の鳴き声です！
矢川の森の中を散策していると、まさに蝉の鳴き声がシャワーのように、あっちからもこっちからもミンミン♪ ジィージィー♪ の大合唱。草むらには抜け殻が、足もとには亡骸が…。

 

夏から秋へ季節が進む中で、矢川で生活している魚や昆虫たちの生存競争が始まっていました。次の時代へ命を繋ぐため、繁殖行動や縄張り争いなど、矢川緑地は自然観察の宝庫でもあります。夏休みの自由研究や自然観察日記などにも訪れてみることで、新しい気付きがあるかも知れません。

立秋を迎えたとはいえ、まだまだ暑い日が多く続きます。
矢川緑地にお出かけの際は、熱中症対策もしっかりされてお出かけください。

次回の「立川市羽衣町・矢川緑地保全地域の二十四節季」コーナーは、8月23日「処暑」の更新予定です！

by ノックアウト♪