立川市羽衣町・矢川緑地保全地域の二十四節季 ～霜降～

2020年10月23日。
二十四節季の「霜降（そうこう）」を迎えました。
朝晩は冷え込み、早朝に霜が降りはじめる頃という季節です。
晩秋を迎え、山々は紅く色づき紅葉シーズンの到来です。

霜降の矢川緑地は、朝から雨模様。
草木も雨にうたれてしっとりとするなか、緑地を散策する人影はありません。
気が付けば、だらけ！というほど、あちらこちらに見かけたザリガニの姿は見かけられず、それと連動するかの様に、カラスの姿も見当たりません。

人の気配がない矢川緑地だからか、湿地や緑地にはカモがそこかしこを占領しているかのように集まっていました。
散策路を我が物顔で歩くカモ。
矢川でガサゴソと掘り出し物を探すカモ。

カモだけではありません。これまで見かけることがなかった矢川のカメやカワセミの姿も観察することができました！

また緑地内には、糸の様に細いトンボや大きな捕り網を広げているかのようなクモたち。赤い色をつけて目を惹く植物。幾何学模様のように神秘的な美しさで目を惹く植物など…。矢川緑地には、さまざまな動植物が生きています！

立春からお届けしているこの『矢川緑地保全地域の二十四節季』。
今回で18回目を迎え、残りあと6回となりました。
季節はいよいよ冬へ。次回は冬の矢川緑地をお届けします！

次回の「立川市羽衣町・矢川緑地保全地域の二十四節季」コーナーは、11月7日「立冬」の更新予定です！

by ノックアウト♪