立川の四季・二十四節季2021「啓蟄（けいちつ）の矢川緑地保全地域」

2021年3月5日（金）
二十四節季の「啓蟄」（けいちつ）を迎えました。
大地が温かくなって、冬ごもりしていたカエルやヘビなどの虫たちが、穴をひらいて顔を出す頃、という季節です。

「啓蟄」の立川市。警報・注意報は、なし。
そして立川の天気は“曇りのち雨予報”。最低気温は8℃：最高気温は14℃の予報です。

矢川緑地保全地域は、立川市羽衣町「みのわ通り」の東に、立川段丘から湧きだす水を水源に、手つかずの自然環境で、動植物の観察ができる貴重な場所です。

矢川緑地保全地域の紹介記事はこちら

雨不足の影響が如実にあらわれている矢川。水位はかろうじてというくらいの水量。湧水の池もわずかに湧く水が確認できる程度です。

湿地帯にも未だ湧水は引き込まれることは無く、なかなか見ることのできない湿地の底が観られる状態が続いています。

とはいえ季節は啓蟄。冬ごもりしていたカエルやヘビなどの虫たちが、穴をひらいて顔を出す頃です。
矢川の中を良く観察してみると、ありましたありました！
カエルの卵塊と思われるゼリー状のかたまりが数か所に産みおとされていました。

樹々の若葉も、お日様の方向へ着実に芽を伸ばしています。

by ノックアウト♪