立川の四季・二十四節季2021「清明（せいめい）の矢川緑地保全地域」

 
2021年4月4日（日）
二十四節季の「清明」（せいめい）を迎えました。
「清明」は、春分から十五日目。万物に清新な気が漲る季節と云われます。
樹々の新緑は陽の光に照らされて輝き。羽化したチョウは野畑を飛びかう。
自然の中で見つけた清新の気に触れて、自らに湧き上がる活力を感じます。

「清明」の立川市・天気予報
【警報注意報】：発表なし
【立川の天気】：“曇りのち雨”　
【立川の気温】：最低気温14℃：最高気温20℃
 

矢川緑地保全地域は、立川市羽衣町「みのわ通り」の東に、立川段丘から湧きだす水を水源に、手つかずの自然環境で、動植物の観察ができる貴重な場所です。

矢川緑地保全地域の紹介記事はこちら

清明の「矢川緑地保全地域」は、未だ雨不足で渇水状態が続いています。昨年の清明の頃と比べても、あきらかに違います。

矢川の緑地では、ムサシアブミやシャガが群生。ところ狭しと咲き誇っているようです。

また矢川の流れでは、啓蟄の時に見つけたカエルのタマゴからかえったと思われるオタマジャクシが群れで泳いでいました。

湧水の池では、水辺をピンク色に染めるサクラの花びら。何年か前の台風で、根っこから倒されてしまったサクラの樹からは、新たな命が誕生していました。

by ノックアウト♪