立川の四季・二十四節季2021「穀雨（こくう）の矢川緑地保全地域」

 2021年4月20日（火）
二十四節季の「穀雨」（こくう）を迎えました。
「穀雨」は、柔らかな雨に農作物がうるおうという意味で、この時期に農作物の種を蒔くと、雨に恵まれてよく育つといわれています。

「穀雨」の立川市・天気予報
【警報注意報】：乾燥
【立川の天気】：“晴れ”　
【立川の気温】：最低気温9℃：最高気温23℃

矢川緑地保全地域は、立川市羽衣町「みのわ通り」の東に、立川段丘から湧きだす水を水源に、手つかずの自然環境で、動植物の観察ができる貴重な場所です。

矢川緑地保全地域の紹介記事はこちら

穀雨の「矢川緑地保全地域」。少し前にまとまって降った雨の恵みで、矢川の水量は前回の清明の頃に比べると、すこし多くなっていましたが、未だ湿地帯に湧水は引き込まれておらず、水生生物などの存在も見かけることはできません。

野鳥も多くは見かけられず、数匹のカモが湧水の池と矢川を行ったり来たり。カラスは水辺に何かを見つけてついばんでいました。

いつになったら、湿地帯に湧水が引き入れられるようになるのか。これまで矢川で観察できた生態系には影響が出ないのか…。とても心配です。

by ノックアウト♪