立川の不思議・再発見♪ “玉川上水に、謎が集まるエリア!?”

立川市砂川町4丁目。「玉川上水」に架かる橋「金比羅橋」から下流方向「宮の橋」までのごく限られたエリアに、忍術のような分身をする樹や遠く離れた野火止用水の急排気管などが集まる謎の場所があります。
その場所は、東京都下水道局「砂川調整槽」の施設がある周辺。

特にこれといった特徴のある場所ではなく、住宅街の北側を「玉川上水」がただ穏やかに流れているような場所ですが、上水沿いにすこし趣の違う設置物があります。近付いてよく見ると、「野火止用水導水管・空気弁用急排気管」設置：昭和59年7月30日との文字が！

「野火止用水」は、立川市幸町にある「都水道局小平監視所」を分水の起点に小平市、東大和市、東村山市、清瀬市、東久留米市などを経て埼玉県の柳瀬川にそそぐ用水路。ただその野火止用水を流れる水は、多摩川上流処理場（昭島市）から導水管で野火止用水の放流口まで導水、放流されています。

その野火止用水導水管の空気弁用急排気管が、この玉川上水沿いを通っているということなのでしょう。

そして忍者のような分身の術を使う樹も見かけられるちょっと神秘的な雰囲気も…。

いや、神秘的なだけでなく、現実的な注意も必要な場所です。
散歩やお出かけの際は、どうぞお気を付けください。

by ノックアウト♪