立川の二十四節気 2022 ～大雪（たいせつ）～

2022年12月7日
師走を迎えて、立川の二十四節気は大雪（たいせつ）の候へ。
本格的な冬が訪れる頃となりました。
そろそろこたつでミカン！とか。寒い夜はお鍋で！が、日常化しても良さそうな季節でしょうか。

とはいえ、気象庁のお天気予報では、これから一週間の寒暖差が大きいなどと言われています。まだまだ本格的な冬は先になるのでしょうか…。

立川市内、撮影を続けているそれぞれの緑地では、これまでとはガラリと違う冬の景色になってきていました。

矢川緑地保全地域
立川市羽衣町「みのわ通り」の東側、立川段丘から湧きだす水を水源に、手つかずの自然環境で生きる動植物の観察ができる貴重な場所です。

大雪（たいせつ）の矢川緑地保全地域は、カモの群れが多く戻って来ていました。
矢川に向かって集団で着水する姿が何度も行われ、バシャバシャと水しぶきをあげて遊んでいるかのようでした。
また令和4年12月31日まで、動物調査が実地されていて、矢川緑地のポイントにカメラが設置されています。どんな動物たちが映しだされるのか、とても興味深い調査です。

金比羅山
立川市砂川町「見影橋保育園」の東、玉川上水沿いに小高く積み盛りあげられた人工的な山と云われるおよそ16メートルほどの山です。「金比羅神社」「富士浅間神社」「秋葉神社」が祀られています。

大雪（たいせつ）の金比羅山は、モミジが今一番の見頃のように感じます。ベンチも新しいものが設置されていて、紅葉シーズンに訪れる方も増えているようです。
また、背の高い大樹の枝を剪定しているので、山頂からの眺望はこれから冬の季節がきれいに見える絶好の期間でしょう！

富士見緑地
立川市富士見町「旧奥多摩街道」を昭島市方面へ。「東京都農林水産振興財団」の研究施設の西側にある緑地です。

大雪（たいせつ）の富士見緑地は、緑地中央のメタセコイヤの紅葉が、青空を背景にとても映えて見えます。
また、サザンカやモミジなど、色づいた草花と湧水の池のコラボレーションがとても美しい風景になっています。

若葉緑地
立川市若葉町「立川通り」を小平市「小川橋」方向へ。玉川上水の南。「立川市清掃工場」に隣接する緑地です。

大雪（たいせつ）の若葉緑地内は、赤く色づいたモミジの葉が落ちて、堆積した通路がレッドカーペットのように！ なぜか落ち葉の上を歩きたくなるのは、どんな心理が働くからなのでしょうか。
また若葉緑地内には、落葉樹と常緑樹が入り混じっているので、見渡すと赤と緑、そして黄と茶が目に映りとてもカラフルです。
若葉緑地は1年の中で、今が一番はなやかな季節です。

by ノックアウト♪