立川の四季 二十四節気・七十二侯 2023 ～雨水 次候～ 霞始靆（かすみはじめてたなびく）

霞始靆（かすみはじめてたなびく）

霞始靆（かすみはじめてたなびく）とは、春の霞がたなびき、これからいよいよ春も本番を迎える頃という季節。立川市ではこれから、ジャガイモの栽培がはじまる頃、農家さんや自家菜園の畑では、土地を耕し畝を立てた畑が目立つようになりました。
 

霞始靆（かすみはじめてたなびく）頃を迎えた22日、23日は、立川市の西の空で、三日月の近くにひときわ明るく輝く星が2つ見えていました。
この日、三日月近くに輝いている星は木星。そして、少し離れたところで輝いている星は金星でした。
また、2月最終日の28日には、27日に上弦を迎えたばかりの月と火星が接近。美しい天体ショーが立川市の夜空でもみられるようです。

二十四節気・七十二侯とは…
地球が太陽の周りを一周する時間の長さを一年とし、これを太陽暦と言います。
太陽暦には、一年を四等分した四季のほか、二十四等分した二十四節気（にじゅうしせっき）。さらに七十二等分した七十二候（しちじゅうにこう）と、季節をこまやかに捉え、農事の目安や旬の食材を使った料理、季節の草花を生活に取り入れて、生活を楽しく豊かにしてきました。

by ノックアウト♪