街情報
歴史と文化の散歩道⑥-3古村を歩く(柴崎町編)
- エリア 柴崎町
- ジャンル 立川の歴史
前回は諏訪神社でした。
諏訪神社の参道を出て、道なりに南に進みます。
マンションの横に門があります。
中嶋家の門、江戸時代、鈴木家と1年交代で柴崎村の名主を務めた中嶋家の屋敷があった場所だそうです。
中嶋家の門の西に進みます。
細い道を進みと大きな木が見えます。
【市指定史跡】八幡神社大欅(ケヤキ)
諏訪神社の南の鳥居から西方約200mほどの所に、八幡神社大欅(おおけやき)といわれる幹周りがひときわ大きな木があります。
この大欅は、文政7年(1824)の野火により被災しました。木の上部には、その時の焼け跡が、近年まで残されていたといわれています。
大欅から普済寺に通じる道は、この地にたんす職人が多く住んでいたことから「たんす横町」といわれ、柴崎村の中心街として栄えたと伝えられています。
(立川市ホームページより)
南に少し行ったところに、井戸のようなものがあります、
満願寺跡
江戸時代元禄期以前、この地に東光院という寺があり、大変栄えていました。
東光院は元禄期(1688~1704)になると、すっかりさびれてしまいましたが、当時名僧として名高かった黄檗宗(おうばくしゅう)の鉄牛和尚(てつぎゅうおしょう)の弟子別峰(べっぽう)が、医王山(いおうざん)満願寺として再興しました。
満願寺はたくさんの人々の信仰を集めていましたが、幕末には無住となり、明治8年(1875)廃仏毀釈により廃寺となりました。
寺の中にあった仏具などはほとんどなくなってしまい、現在跡地には井戸だけが残っています。
(立川市ホームページより)
by JK