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肩を寄せ合うように、わずかに集まって…2023 ~春分(しゅんぶん)初候~ 雀始巣(すずめはじめてすくう)

  • ジャンル 立川の自然
雀始巣(すずめはじめてすくう)

雀始巣(すずめはじめてすくう)とは
スズメが枯れ葉や獣毛などを集めて巣作りを始めるころのことを言います。
これからますます春らしい陽気となって、サクラも一気に満開を迎えそう。サクラが咲き染める季節には、サクラのピンクとユキヤナギの白のコントラストが、春を象徴する風景画のようにみえます。
昨日の春分の日。立川の天気予報には雨マークもありましたが、雨が降ったのか、降らなかったのかもわからないほど…。羽衣町「矢川緑地保全地域」を流れる矢川は、水源の湧水の水量がごくわずかなもので、保全地域東側の出入り口付近では、矢川の流れが無くなっていました。
矢川の流れに集まっていた野鳥たちは、水量の少なくなった保全地域の湧水の池に肩を寄せ合うように、わずかに集まっていました。
水量の減った湧水の池のほとりでは、旬の野フキがあおあおとした葉を茂らせていました。
二十四節気・七十二侯とは…
地球が太陽の周りを一周する時間の長さを一年とし、これを太陽暦と言います。
太陽暦には、一年を四等分した四季のほか、二十四等分した二十四節気(にじゅうしせっき)。さらに七十二等分した七十二候(しちじゅうにこう)と、季節をこまやかに捉え、農事の目安や旬の食材を使った料理、季節の草花を生活に取り入れて、生活を楽しく豊かにしてきました。
by ノックアウト♪