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親子で楽しめるWEB絵本
「伝吉さんときつね」
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「伝吉さんときつね」
保護者の方へ
立川の民話には、キツネにまつわるお話が多くあります。
ゆかいなお話、不思議なお話、ちょっと怖いお話とその種類も豊富です。
そのお話の多さは、かつての立川が自然の多く残る農村であったからともいえます。キツネは農耕神であるお稲荷様の使いであり、春を告げる使者でもありました。
初午(はつうま)はもともと旧暦2月の初めの午(うま)の日を指しましたが、現在は新暦2月上旬の午の日にお稲荷様をお祭りします。由来は、京都の伏見稲荷神社の祭神である「宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)」が山に降り立った日からとされています。
この神さまは農耕の神さまで、稲や養蚕をもたらし、人々を幸せにしたとされています。平安朝の時代には、この初午参りがとても盛んで、枕草子、蜻蛉(かげろう)日記にその様子が書かれており、それは時代が下った江戸時代でも盛んでした。
近年に入っても、農事にかかわる人々は、五穀豊穣などを願い、お稲荷様に油揚げや赤飯などをお供えしました。現代でも稲荷神社では、この日を大祭として行事を行っています。
取材・文:千川原弘
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