昭和5年に立川の地で創業以来、78年間、立川とともに生きてきた株式会社 立川印刷所。その後継者である鈴木武さんが少年時代を過ごした昭和40年~50年代の立川南口界隈に思いを馳せながら、今昔を語ってもらいました。
鈴木さんにとって、自宅から立川駅南口までの道のりは、子どもの頃から毎日通っていた場所だけに、ひときわなじみ深いエリアである。
「そういえば、探検気分で毎回通ったことのない裏道を見つけて、駅までの新ルートを開拓するのを楽しんでいた時期もありました。途中で個性的な造りの家を発見したり、知らなかった店に出合ったり…。ワクワクしましたね」