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親子で楽しめるWEB絵本
「りゅうせん寺のあずきとぎ」
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「りゅうせん寺のあずきとぎ」
保護者の方へ
『りゅうせん寺のあずきとぎ』に登場する流泉寺は、現在も立川市砂川町(旧砂川三番)にあります。建立は1650(慶安3)年で、長い歴史を持つ臨済宗建長寺派のお寺です。明治初期まで寺子屋があり、砂川の教育発祥の地ともなっています。お寺の中には、さまざまな表情をもつ石の羅漢さんや、「大日如来」の石仏などが見られます。おはなしに出てくる大ケヤキ は、残念ながら境内に残されていませんが、いくつかの大木が、静謐なたたずまいの流泉寺をしずかに包んでいます。
流泉寺の向かいには、玉川上水から分水した砂川用水(物語中あずきとぎのおばあさんがあずきをとぐ小川)が静かに流れ、屋敷林や大ケヤキなども見ることができ、用水によって新田開発が進んだこの地域の歴史を今に伝えてくれています。
流泉寺
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イラスト:鄭 貞子
写真:五来 孝平
取材・文:千川原 弘
取材協力:国営昭和記念公園・こもれびの里、立川市歴史民俗資料館、流泉寺
出典:『立川のむかし話』(立川市教育委員会発行)
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