「須﨑家内蔵」一般公開
- ジャンル その他企画
立川市指定有形民俗文化財 須ヵ家内蔵(平成25年3月25日指定)
江戸時代末期から明治時代初期頃に建てられたと推定される木造三階建ての土蔵です。間口二間半(4.5メートル)、奥行二間(3.6メートル)、小屋組に登梁を用い、内部の梁や板壁には欅がふんだんに使われ、箱階段が付いています。移築前は、母家から出入りできる内蔵でした。
須ヵ家は江戸時代、砂川村八番組(現在の幸町)の組頭を務めた旧家で、かつては質屋を営み、この蔵は質蔵として使用されていました。 養蚕業の発展と共に、桑苗の特産地であった砂川村の盛んな商業活動をうかがわせる建物として高く評価され、この地に復元しました。 平成28年4月21日 立川市教育委員会
平成28年4月21日に一般公開された「須ヵ家内蔵」
小林家住宅の西側に完成しました。
内部も一般公開されています。
内部は展示スペースになっています。完成までの様子がパネル展示されています。
この蔵では、たくさんに古文書が見つかりました。一部が展示されています。
砂川村を知ることができる貴重な資料です。
内部はケヤキがふんだんに使われています。
もともとあった部材をできるだけ使用しているそうです。
外から見ると三階建の蔵だとわかります。
五日市街道にはたくさん蔵がありますが、三階建ては希少です。
完成までの様子をご覧ください。
■足場組み立て(9月16日)
工事現場狭いことと、部材の調査等は別の場所で行われており、蔵の工事の状況を知る事はなかなかできませんでしたが、漆喰塗装の時には見学会が行われる予定だそうです。
足場の中までは良く分かりませんが、木材が組み立てらています。
■シートで覆われました(12月5日)
この日、工事現場のそばを通ったらシートで覆われていました。
これで中の様子は全くわからなくなりました。
■漆喰塗装工事の見学会(12月25日)
漆喰塗装工事の見学会が開催されました。応募された一般の方々と工事現場内部に入りました。
参加した皆さん、工事現場ですからヘルメットを着用。
見学会の様子はコチラをご覧ください。
■覆われていたシートが外されていました(2月1日)
覆われていたシートが外されて、先日見学させていただいた漆喰を外から見ることができます。
瓦もふかれて屋根も完成しています。
■足場撤去(2月4日)
シートが外されて、数日のうちに足場も全て外されていました。
これで全貌があきらかになりました。
■落成式(4月21日)
いよいよ落成式、来賓の方々のあいさつの後、テープカットが行われ、皆さん蔵の中を見学されました。
同時に茶たて、機織り体験も開催されました。
名称 | 川越道緑地古民家園内 小林家住宅 |
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所在地 | 立川市幸町4-65 |
営業時間 | 9時~16時30分 |
定休日 | 毎週月曜日 |
備考欄 | 入園料:無料 |