• Top
  • スポーツ
  • 第92回 箱根駅伝予選会出場校 in 多摩 【国士舘大学】
スポーツ

箱根駅伝第92回 箱根駅伝予選会出場校 in 多摩

  • ジャンル 箱根駅伝
''

国士舘大学 陸上競技部

【 箱根駅伝 戦歴 】

本戦に44回出場。
最新出場は2014年の第90回(22位)。
第89回は予選会(13位)、第91回は(15位)で落選。
過去最高3位。第40回(1964年) 第43回(1967年)

陸上競技部 監督 岡田雅次氏 (1961年 東京都出身)

''

【 プロフィール 】
1984年  国士舘大学体育学部卒業
現役時代はやり投げ競技(旧式)80m22
環太平洋アジア選手権大会2位の記録を残す。
社会人で活躍した後、高校教諭に。
2005年4月~国士舘大学体育学部体育学科専任教員
2012年~国士舘大学教授

2年後の創立100周年に向かって。
今こそ国士舘の伝統を。


私は投てきが専門で、駅伝の細かい所は見ていません。
ですのでアドバイスやサポートも、割と外から客観的に。
それだけに良く見えるところもあります。

苦しい事から避ける、嫌なことから目をそらす、
クサイものには蓋をする……
国士舘にもそんな時代、弱い時代が確かにありました。
ややもすると悪しき伝統というのは残るもので、
それを削り取るには4年を二回り、8年ぐらいかかります。
それらを乗り越えて、是は是、非は非というところが
ようやく学生たちに伝わってきたのかなって思います。


国士舘の良さ、それはやはり古き日本の良さ、
礼儀だったり、マナーだったり。
世間でいうところの人のため、国のためという創立者の考えもあります。
でも今の学生たちには、競技にそぐう言い方をしなければ伝わらない。

帝京大学の中野監督はうちの卒業生で、私の後輩ですし、
彼は箱根の2区をトップで走りました。
みんな苦しい時期を乗り越えて、今があります。
私どもはその伝統、歴史の中に築き上げられた良いものを残していく。
下積みにはもう、今まで先生方が築いたものがありますので。

このグランドでたった一人、
自己記録を出せるかといったら出せないと思うんです。
やはり応援があったり、周りにライバルがいたり、
私が学生の頃には、そういったことを先生方からよく教わった。
今、自分がいるのはな…って。
親がいたり、保護者がいたり、中学・高校の先生がいたり。
応援してくれる皆さんがいて、今のお前がいるんだぞ。
だから、浮足立っちゃだめだ、
感謝を忘れちゃだめだぞ、懇々と言われたものです

時代は個人の成績や評価だけで、自分勝手な行動になったり、
他人がダメになることを喜んだり。
水泳競技もそうでしょうけど、個人スポーツの陸上って
究極の団体スポーツだと私は思うんです。
 

予選会に向けて

100周年に向けて、優勝争いに絡みたいと思いますが
何分にもスポーツは相手がいますから。
現段階で言えることは、今年なんとしてでも箱根本戦に出場して、
その経験をもって翌年、一つでも上を目指せるような
チームになれればと思っています。

 

コーチ 添田 正美氏 (福島県出身)

''

自分は、5000m15分半ぐらいの選手だった。
それでも強くなれる可能性があることを伝えたい。


今年の4月からコーチとして
男子長距離の駅伝を任される形で担当しています。
私も国士舘出身。今年、母校が箱根に行けないってことは
やはりショックが大きかったです。

コーチや監督、指導者にはエリートの方が
多いと思うんですが、そういう意味で私は異例。
一般入試で大学に入り、この国士舘で強くなって実業団、
マラソンまで、下から上がってきたタイプです。
そこを武器に、自分の伝えたいことを選手たちに
伝えられたらと思っています。

みんな箱根駅伝に出場したくて、大学に来ている。
他のどの大会より箱根に出場することが
すべてだと思っていますので、予選会に対する考え方や意識も全く違います。
予選会では、1位から10位までのタイム差をなくして、
集団でゴールを突破することが大事になってきます。
トップの選手を強くするよりも、底上げの部分、
自分はそういう所を取り組んでいこうと思っています。

 

   予選会に向けて                       
 
練習はすべて予選会に向けて。
今年は絶対に突破してやろうっていう気持ちが
強く現れているように思います。
スピードなども全部捨てて、長い距離を中心にやってきました。
今のところ順調です。
20kmという距離なので予選会に関しては1年生よりも、
上級生に頼るチームを作り上げた方がいい。
今は4年生の調子がいいので、
チーム的には良いまとまりになっていると思います。
突破した姿を見てください!
 
第92回箱根駅伝予選会の様子
 

''

 

 

''

 

''

 

''

 

画像をクリックすると拡大されます。
さらに右上[NEXT]クリックで次の画像が見られます。

''
 
  ''

''

 

 

''

 

''   ''